あと伸びを考えると、その前に意識した方がよい概念があります!
「小学校入学前にマスターしたい幼児の基本概念が自然と学べる」という観点でピックアップしました。
「幼児の基本概念」としてマスターしたい項目。
- 色
- 形
- 大小
- 数
- 量
- 空間認識
- 比較
- 順序
- 時
- お金
これらを親子ともに苦痛なく楽しみながら学べる絵本5選をご紹介します。
10人のゆかいなひっこし
算数の基礎となる「10の概念」を遊びながら習得できます。文字がない絵本という点も特徴で、足したり、引いたり、と絵を見ながら問題を出したり、数を数えたりと何度も読み聞かせした絵本。
さわって学べる算数図鑑
立体や形をイメージする仕かけ絵本。年長さんから小学低学年向け。サイコロの平面図を理解する助けにもなりました。
はじめてであうすうがくの絵本1〜3
シリーズ1〜3までの中に幼児の基本概念が網羅されています。
せいくらべやなかまはずれなど、国語にも必要な概念が自然と学べます。
はじめてのたしざん・はじめてのひきざん
まついのりこさんのイラストがかわいい幼児向け絵本。
ただ計算をさせるのではなく、「たす」と「ひく」の意味を理解できる内容と繰り返し読めるシンプルさで、年中から年長児になんども読み聞かせしました。同じシリーズで「九九の本」もありますが、九九は少しわかりにくい印象です。たしざんとひきざんシリーズの方がおすすめです。九九はCDなど音声リズムで習得してから、意味を理解する方がスムーズでした。
とけいのほん①②
時計の概念は子どもにわかりにくいかも・・・と思っていたので、絵本で早めに繰り返し読み聞かせしました。その中でも、まついのりこさんの「とけいのほん」はわかりやすいです。
この本で繰り返し読み聞かせをしたおかげで、スムーズに理解できました。
王さまライオンのケーキ
分数と倍数の概念を絵本で学べます。年長児に読み聞かせしましたが、小学低学年の分数を勉強する時におすすめです。
1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし
お話を通して、累乗計算について学べる絵本。どんどん倍にしていくと想像以上の数になることをイラストで感覚的に感じられると良いかなーと年長児に読み聞かせしましたが、小学校低学年向けかと思います。
チャイクロ シリーズ
本で西野亮廣さんが小さい頃に読んでいたというエピソードを知り、読みました。
1970年の創刊ですが、新装版は全8巻にリニューアルされており、かず、かたち、いろ、ことば、もじ、かがく、ふしぎだねといった項目がイラストでわかりやすく表現されています。今の西野さんがあるのは、この本を読んで、発想力が育ったのかな!?と思うと気になる絵本ですよね!
まとめ
特に年長さんくらいになると、入学前に向けて、どうせ絵本を読み聞かせるなら、お勉強につながるものはないかな?と知育絵本を色々読みました。
その中でも、子ども繰り返し読みたがり、手元におきたいと思う良書をピックアップしました。
あまり細かい内容だと読み聞かせ中に寝てしまいます( ̄◇ ̄;)
やはりシンプルでわかりやすい絵本を繰り返すことで、運動と同じように身体が覚えていくようです。
これできっと小学生になっても、算数好きになります!