1歳すぎたくらいから、
「習い事は早めに何かやらせたいな〜」と思って、リトミック、英会話など探し始め、何が良いのか迷ってしまいます。
幼児期に始めた習い事
私も長女が0歳の時から働いていたので、習い事は色々やらせました。例えば、
- 10ヶ月頃から、ベビースイミング(週1の60分)→小3夏までにバタフライを習って辞める予定
- 年中から英会話スクール(週1の120分)→小2までで辞めて公文式英語を受講中
- 年中から新体操(週1の60分)→小1までで辞める
- 年中から通信講座、Z会幼児コース(毎日)→Z会中学受験コース小3受講中
- 年中から学研スタディルーム(算数・国語を週1の90分)→小2から公文式算数を受講中
- 年少から毎週図書館へ通い、絵本の読み聞かせ(小学入学前に1,000冊を目標達成)→一人読書を継続中
を小学入学前に習わせていました。幸いにも、子供はなんでもやりたい派だったので、ベビースイミング以外は自分からやりたいと言いだしました。
幼児期に始めた習い事の感想
現在、小学3年生になって思うこと。
- スイミングは健康面では風邪をひきにくくなって効果があったのかな?(これが直接の効果かは不明なので(^^;;)と思うのですが、費用対効果は悪い!
というのも、年長か小学1年生から始めた子にあっという間に抜かされてしまい、年長の途中から小学1年生から初めて、目標を決めて短期集中して1〜2年やれば十分と思いました。学校でも水泳の授業は少ないですし、なんといっても、小さい頃からスタートしても、まだ足の筋力がないため、バタ足の練習だけで平気で1〜2年過ぎてしまうという点が大きいと思います。 - 英会話スクールは、自分が海外出張の機会も多かった割にできなくて、もっとできたらと思ったので期待していましたが、たった週1ではしゃべれるようにはならないという結論。英語に対しての苦手意識もなく好きで、小2の5月から公文英語を始めたいと言い出し、小2の終わりには、公文の方がわかりやすいので、英会話はやめたいと言いだし辞めました。スカイプをやってみたいというので、オンライン英会話に移行予定です。
- 新体操は柔軟性がついてよかったのですが、小2で他の習い事とかぶり、本人が辞める選択をしました。正直、スポーツ系はセンスもあると思うので、やらせてみて、継続するかどこかで区切るかと、思います。
- Z会は現在も継続し、小3から中学受験コースを受けています。他の通信講座の中から、Z会を選んだのは、「考える力を育てる。あと伸び。」に注目したこと。おまけなどのおもちゃで気を引くのではなく、「知ることが楽しい。」という根本的な思考になって欲しかったから。また、大変ですが、親との取り組みワークがあるという点がポイントで選びました。少し物足りないくらいの量なので、市販の教材や習い事とも併用しながら、学習習慣がついたと実感できます。
- 学研スタディルームは通っている保育園内で習うことができたので、本人の希望で小1まで通いました。小2になり、公文式に変わりたいと本人が言い出したことで辞めました。算数は10の概念や国語ではひらがなやカタカナ、漢字の成り立ちなどの基礎力をとてもわかりやすく遊びながら学習できたので、親としては満足していますが、競争心のある子だと少し物足りないみたいですね。学習系はその子の性格によって相性があると思うので、勉強より遊びたいとか、ゆっくり急がずやりたい場合は学研スタディルームはおすすめです。どんどん先を目指したい競争心が強い子は公文式がおすすめです。
- 何より一番費用対効果があったと実感するのは、「絵本の読み聞かせ」です。つまり、幼児期に図書館と書店通いをライフスタイルに取り入れる習慣をつけることが重要です。
まず、小学入学前に1,000冊を読み聞かせるという目標を立てて、読書ノートをつけ始めました。大変なので、日にちとタイトルだけの記入です。そして年長で目標達成。子ども自身も「自分は1,000冊も本を読んだんだ!」という自信になり、ますます本が好きになります。そして、小1のある時から自分で勝手に読むようになりました。文章を読むことへの抵抗感がないので、国語で効果を実感できました。
読みきかせ・読書習慣に関するおすすめ本
絵本の読み聞かせを始めたきっかけになった&おすすめ本は、
将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!|松永暢史
1日7分の絵本で子どもの頭はみるみる良くなる!|浜島代志子
親子で楽しむ!頭がいい子の図鑑の読み方・使い方|親野智可等
できる子に育つ 魔法の読みきかせ|ジム・トレリース
絵本の読みきかせが良い理由
学習の柱は言葉。言葉の入り口は2つだけ、目と耳。目で言葉を読めるようになるには何年もかかるので、まず最初は耳から入れてやる。本は楽しいという回路が脳の中に形成される。
幼児に対する親の最も大切な仕事は子供を落ち着かせて、守られているという感覚を植えつけること。親の声に慣れさせて、本を見せてあげることに意味がある。
参考文献 魔法の読み聞かせ|ジム・トレリース
読書習慣をつける法則として、
報奨(楽しみ)➗難易度(読書を妨害する要素)=頻度
という公式があり、本を読むことの「報奨」として楽しみ、情報収集、現実逃避などがあります。人間は楽しいことは何度でも繰り返したくなる習性があります。小さいうちから本が身近にある環境を整えることで、本を読みたくなる気持ちが芽生えます。
そして読書を妨害する要素であるスマホやテレビなどが「難易度」にあげられます。
私も長女が小さい頃はテレビをつける習慣が当たり前でしたが、3歳頃からテレビをつけない習慣にすることで、帰宅後の食事やお風呂のルーティンを早く終わらせて、学習時間や読書時間を確保できるようになりました。テレビは受け身の情報で、あっという間に時間が過ぎてしまうので、本当にボーっとしたい時に見ています。
これらを意識することで、読書頻度は増えていくでしょう。
図書館は私たちが支払っている税金で運営されているので、思いっきり使いたいものです。
しかも、今はインターネット予約もできるので、読みたい本を検索して、最寄りの図書館に送ってくれて、お知らせメールまで送ってくれます。書店にはないマイナー本も充実しており、親の私もかなり活用しています。家族分のカードを作れば、地域によりますが、数十冊の本を毎週借りられます。
週1〜2の図書館通いからまず始めて見てください😄
まとめ
早期教育に興味があるのは私も同じですが、ふりかえって費用対効果をみた体験談です。
習い事は経験なので、費用対効果がなくても意味がある体験になると思いますが、投資する時期を考えて習い事を選択したらよかったかなと思う自分もいます。
これから習い事を検討している方の参考になれば幸いです。
最後に、読書習慣だけは金の卵を産む。今すぐ図書館通いを始めましょう!