子育て・学習

遺伝子とDNA

普段あまりテレビを見ないのですが、本よりも最新の情報を集めたとても興味深いテレビ番組があったので、ご紹介します。

NHKスペシャル 人体シリーズ 遺伝子

遺伝子

『NHKスペシャル 人体シリーズ 遺伝子』タモリ×山中伸弥(第1集2019.5.5、第2集5.12放送)です。

第1集は「トレジャーDNAを探せ」。
第2集は「DNAスイッチが運命を変える」。

遺伝と環境、脳科学に興味を持ったきっかけは子育て

私は子育てを始めてから、子育て本をきっかけに、「遺伝と環境」、「脳科学」が教育とどう関わっているのかが気になり、人間の神秘に興味を持ちました。

一時期はまって、関連本を読みましたが、現時点では遺伝と環境の影響は五分五分ということ、家庭環境よりも外部環境(学校の友達関係や職場関係)の影響が大きいという答えに納得し、一旦すっきりしたところでした。親が子どもにしてあげられることは環境を整えたり、その子の好きなことや得意なことを見つけてあげることくらいしかできないのかな、と。

そんな時に、こちらの番組を見て、現時点で当たり前だと信じられていた事実が180度変わる研究が日々進んでいることを知りました。

遺伝子とDNAの違い

まず、皆さんは遺伝子とDNAの違いをご存知でしたか?
私は正直、知りませんでした(^^;;

人間は40兆個もの細胞でできており、その1つ1つの細胞の中にDNAがあります。そのDNAの内のわずか約2%の部分を遺伝子と呼び、設計図のような役目をしています。そして残りの約98%はゴミと言われていたのですが、実はその部分に人間の神秘が隠されているという事実が研究で明らかになっているのです。そのゴミと言われている98%に、特殊なDNAがあり、その宝物を見つける研究が進んでいます

コーヒーは体に良いのか?万人に効く健康法はあるのか?

例えば、コーヒーは体に良いという意見と、悪いという意見があります。これは2つあって正しいのです。なぜなら、人によってカフェインをすばやく分解できるDNAを持っている人といない人がいるからです。このDNAを持っている人はすぐにカフェインを分解できるので、コーヒーの効能を有益に働かせられます。しかしこのDNAを持っていない人や少ない人は体内にカフェインがたまってしまい、結果コーヒーにが体によくないということになってしまします。

世の中にあらゆる健康本あります。一時期、科学的根拠のある健康本も数冊読みましたが、おおむね共通点はあるものの、逆説も多々見られます。これは著者が何を専門にしている方か、誰に向けた健康本かによると思います。自分にあった健康法でなければ、逆効果になりかねないと実感しました。
この考えると、万人に効く健康法はないと思うので、健康法を取り入れるさいには、根拠を理解した上で活用することが重要だと思います。

子どものDNAは父親と母親の半分ずつ!?

また、子どもは父親と母親のDNAをそれぞれ受け継ぐが、その時に突然変異でどちらにもないDNAが70個ほどできるらしいです。だから自分の子どもでも理解できないこともあるのかな・・・(^^;;と感じました。

いずれ映画『ガタカ』のような未来が本当に来るのかな!?

自分や子どものDNAを調べて、より効率的にその子の才能を見つけ出す時代が来るのかなー。そうしたら子育てはどうなるのかなと色々感じました。

DNAスイッチが運命を変える!?

以前、脳科学や星の動きに詳しい友人からエピジェネティクス(後成遺伝学)という言葉を聞いてとても興味があったので、納得できました。
※エピジェネティクスについては奥が深いのと、私自身まだ勉強中なので説明は割愛します。まだ読めていないのですが、シャロン・モアレムの『遺伝子は変えられる。ーあなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実』が面白そうです!)

約2%遺伝子の中の話です。遺伝子の中にはDNAスイッチと言われるスイッチの数が2万個以上あると言われています。

人間は病気を防ぐスイッチなど様々なDNAスイッチを持っており、すべてのスイッチをON/OFFにできる可能性があると言われています。

DNAスイッチの研究は特にがん研究で進んでいます。
私たちは生まれながらに「がんを抑える遺伝子」を持っているが、生活習慣や年をとることで、そのDNAスイッチがOFFになり、がんが発症するのだそうです。そのスイッチをON/OFFに切り替わる鍵を握っているのが、DNAメチル化酵素という物質だそうです。

長い時間をかけて環境に適応する「進化」と、短期間の環境の変化を乗り越える「DNAスイッチ」の組み合わせで人類は生き延びてきたと考えられています。

遺伝について友人とこんな話をして、とても納得できました。

「誰もが膨大な図書館を持っており、何かのきっかけで、その棚の中からどんな本が出されるかで才能が姿を現すのではないか。」

誰もがもともとはあらゆる遺伝子を持っているが、それをとり出せる人ととり出せない人がいる。このスイッチのON/OFFを切り替えるシステムを研究するエピジェネティクスの分野にもますます期待したいです。

まとめ

この数年でどんどん研究が進んで、想像を超える人間の神秘が解明されています。テクノロジーの進化や統計、論理、確立などのビッグデータ解析に基づいた過去のデータ分析だけでは、新しい発想は生まれないのかなとも思います。そう思うとシンギュラリティもこないのかな・・・と(^^;;

人間にしかできないことを考えて、実行に移していくことで、現時点では想像もつかない未来が待っているのではないでしょうか。

ABOUT ME
co-designlife
1980年生まれ、アラフォーの主婦。小5と4歳の女の子2人を子育中のワーキングマザー。 親子で成長したい方に向けて、「子育て、ライフスタイルにおいて、思考を育てることで問題解決(デザインする)の糸口を見つけ、質の高い日常を送る。」ことを目指すブログです。